『わたしは、ダニエル・ブレイク』字幕版
Amazonプライムで見れるよ〜!!!!
作中すごくカッコ良いタイトル回収があるのでオタクが好きなやつ。
「俺はダニエル・ブレイク」とか「おいらはダニエル・ブレイク」とか「おいどんはダニエル・ブレイク」とかでも良かった感じのタイトル。日本語の一人称って豊かすぎる……。
でも、そんななかで「わたしは」になってるのは、本編を見れば分かる系。
心臓の悪い昔ながらの江戸っ子系大工、ダニエル・ブレイクおじさんは、パソコン必須の傷病手当の申請にめちゃくちゃ苦戦する!!!役所で揉めてた時に、たまたま助けた、2人の子供を持つシングルマザー・ケイティと仲良くなる。
こちらは売野機子先生「ルポルタージュ」完結記念イベントで売野機子先生、マキヒロチ先生両名とも今年見て良かった映画が10本のうちに上げてたから見た。
『万引き家族』がとってたパルムドール賞を受賞した作品らしい。
万引き家族も良かったしなーパルムドールとったやつっていいのかもしれんな!?
社会的弱者の話なんですが、かなり胸に迫るシーンが多いし、自分の身に降りかかりそう?自分もこうなりそう、みたいな危機感を覚える。
ユニバーサルデザインとか、公共性とか、考えちゃうね。
ケイティがとにかく、清貧な母!って感じでよかった。
ケイティ、幸せになってくれ……。
ダニエルに食事を出すために自分の分の食事を差し出すケイティ。子供に服を買ってあげたからお金がないケイティ。いつも同じ服を着てるケイティ。
金はないけど、愛情は不足させたくない!みたいな心情が痛いほど伝わるー
自分のものは切り詰めて子供に不自由はさせたくない良いお母さんだ……。
フードバンクで、棚の食べ物我慢できずに食べちゃうシーン、まじで悲しすぎて胸が痛かったし、そんな自分を恥じるなケイティよ……。生理用品万引きするシーンもめちゃくちゃ悲しい……。出来る限りで最高のお母さんをやっているケイティ好き……。
これオチが嫌な人いるかもしれないけど、魂が救われる系の映画なので是非見てほしい超オススメ映画でち。