ほうせんご映画感想備忘録

ほうせんご/青野圭太が見た映画のタイトルと感想をメモります。全方面にネタバレ有。

『海獣の子供』

あの……結構……クソ……


雨に濡れた女の子の胸のTシャツは不自然に透けないくせに、子宮でイク描写とかあって、

そのエロスに対するアカデミックというか、ちょっとスカした逃げがかなり気持ち悪かった。


絵柄が合わない問題はもうどうしようもないけど、いちいち描写や効果音がなんか気持ち悪くて、飯食いながら見てたので、ウーーンでした。

キスしてあの、石がコツコツぶつかるようなあの音とか……不快

うみくんが途中言葉を忘れてクィクィッってなくシーンとかはなんか、僕の愛する初代ポケモンのカスミ催眠術回を思い出して若干チンピクだった(最低の感想)


っていうか、何が言いたいのか分からなかったし、最初に足引っ掛けたムカつく女と最後突然に和解してるっぽいのが無理だった。

こういう映画をオナニーというのだろうな……

わからんけど、映画化にする企画が通る作品なのに中身がこれって

原作の大事なセンテンスが抜け落ちちゃってるんじゃないの?と原作未読ながら思った。

海ものなら同じ日に見た「きみと波にのれたら」の方が100倍面白かったかな……


映像は綺麗だけど、あくまで綺麗な映像体験でしかない独りよがりなストーリーでした。

エンディングの米坊主の曲で、あ!そういえば海の幽霊ってなんだったんだよ!ってなった。

ストーリーを理解するためのピースが絶望的に欠けてる。信者向け映画。